2015/01/09 10:36

ユーザーの皆様に、新年のご挨拶です

新年、明けましておめでとうございます。

松田です。

もう世間的に正月気分は抜けきった感がありますが。
社内のゲーム開発的には年末年始の仕込みを抜けて、次の節目です。

改めまして、皆様に日頃の感謝を込めて新年のご挨拶を。
ドラファン年賀状2015
お年賀イラストをトイディアからお届けいたします。

年末にみなさんにお礼を書くことも出来ませんでした。
何とか新年の挨拶が許される今日、久しぶりに開発日誌を書かせて頂きます。

普段の私は開発日誌の更新もままなりません。
ゆっくりとではありますが、着実に遊んで下さるユーザーさんが増えております。
とても有り難い事ですが、相変わらず7名でゲームを作っております。
私も開発日誌書く暇もなく現場での開発に追われる日々です。

私は大学を卒業してからSEGAに入りゲームクリエイター人生を始めましたが。
ずっと「いつか自分のタイトルでユーザーさんに年賀状を送りたいな」と思っていました。
その夢が、今日かなった事に静かな感動があります。

昔はゲーム雑誌などで、各メーカーのデザイナーが描いた色紙などがもらえました。
私はそういう文化が大好きでした。

自分達がちゃんとサービスを続けられていること。
ユーザーの皆さんと対話させていただきながらゲームを作っていること。
年を越した今も、全てが奇跡のように感じられます。

もし、どこかでコケていたら。何かの大トラブルが起きていたら。
こんなご挨拶も出来ずにドラゴンファングは消えていたかも知れません。

仲間と起業し、4名で社運をかけてドラファンを作り始め、苦労の末にリリースしました。
配信当初から、ネットで皆さんにも言われて来た事ですが
「トイディアなんてすぐ潰れるだろ」
「ドラファンなんてすぐにサービス終わるだろ」
「ローグなんてどうやって課金できるの?」
色々と厳しいご意見を頂いてきました。

いや、日本のインディ市場から考えれば「まったくその通りだな!」と思います。

しかし、社内では厳しい意見をいただく度に覚悟を決めていきました。
使い捨てではないゲームを作ろう!
今の時代だからこそ自分達で丁寧なゲーム作りを精一杯がんばろう!
日本のクリエイターの底力を、ちゃんとゲームを出して証明しよう!

正直申しまして、配信してから5ヶ月立ちますが、まだチャレンジャーです。
少ない人数で運営を続け。サポートを行い。新規の開発要素にも挑んでいます。
改善も努力しているつもりですが「何が正解か」は誰にも分かりません。
自分達の会社ですし、自分達のタイトルです。
自分達で模索していくしか無いのです。

儲けに走れば、ゲームとしての完成度や深みは切り捨てられていきます。
ゲームとしての完成度だけを追い求めれば、マニアにしか遊んで頂けません。
既存のゲームの仕組みを模倣するだけでは、自分達で作る意味がありません。

面白いゲームを生み出すために、日々この問題と向き合い続ける必要があります。
ドラファンを作り、運営しながらトイディアは「それ」を作っています。

ローグという素晴らしいジャンルに、我々は社運を賭けました。
ローグというジャンルは本当に素晴らしい。
配信当初からローグ文化を愛する方々に根強く支持を頂いています。
ブログを書いてくださったり、攻略記事を書いてくださったり。
twitterで評価を書いてくださったり、バグを教えてくださったり。
(特にバグの報告は涙が出るほどありがたいです!)

自分達では足りない部分を、そういう方々に助けられて開発が続けられています。
あまり日誌を書く機会も少ない私ですが。
あらためて、ドラゴンファングを遊んで下さる方々にお礼申し上げます。
いつも支えて下さって、ありがとうございます。

また不具合に遭遇してしまった方々には、本当に申し訳ないと思っています。
いつもすみません。

どんなに精一杯やってもユーザーさんに追い付くことは出来ません。
トイディアは一人一人の質にこだわるゲーム会社です。
人がほとんど増えていません。
ユーザーさんが増えれば増えるほど、比率的に開発の手が追いつかなくなって行きます。
かといってユーザーさんが増えないと、いつ会社が潰れてしまってもおかしくない世界です。
我々は毎日、全力でユーザーさんとの追いかけっこをさせて頂いてる気持ちです。

スマートフォンという最高のゲーム機の世界で。
ユーザーさんの最も身近で、もっとも楽しいローグを作り続けたい。
ローグの持つ可能性や進化に、今年も挑んでいきたいのです。

社内のクリエイターに負担をかけてしまってしまう事になりますが。
ドラゴンファングはまだまだゲーム的に進化をしていきます。
本日も社内のミーティングで新しい遊びの構想を話し合いました。

きっと皆さんが待ち望むローグらしい要素も、今年は入っていく事でしょう。
自分達らしい、新しい要素を練り込んで。
ドラファンらしいゲーム的なワクワク感のあるものを目指しています。

振り返れば、昨年も素晴らしいゲームの数々が生まれては消えていきました。
「え?このタイトルでもダメなの?消えるの?」という作品もありました。
その度に、私は深夜一人悩みました。

苛烈で残酷な市場であるからこそ。
毎日の開発は精一杯やらないと、誰にも届かない。
ユーザーの皆さんとお約束することは。
ドラファンは全員が本気で作っています。これからも精一杯作ります、という事です。

私は素晴らしいメンバーに恵まれています。
一緒にドラファンを生み出してくれるメンバーと。
7人では足りない力を頂ける、ユーザーの皆さんに感謝を申し上げます。

一度きりの人生の中で。
短い時間であっても、ユーザーの方々の心に残るタイトルでありたいと願います。

本年も、ドラゴンファングをどうぞよろしくお願いいたします。
ドランが居眠り

こらドラン!寝るんじゃない!


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